【第4の革命 − エネルギー・デモクラシー】

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『再生可能エネルギーへの100%移行は可能!』
『第4の革命』は私たち一人ひとりに向けられたメッセージ映画です。
ドイツの「脱原発」はなぜ実現したのか?
エネルギーシフトのカギ、再生可能エネルギーの可能性を探る作品です。
2010年ドイツで最も観られ、その後のドイツのエネルギー政策に影響を与えました。
ドイツの1990年の電力買い取り法、そして2000年にドイツで制定されその後太陽光発電の導入の起爆剤となった「再生可能エネルギー法」。
これら2つの法律を制定させた中心人物でこの作品のナビゲーターがヘルマン・シェーア氏です。

▼予告編



<あらすじ>
ドキュメンタリー映画「第4の革命 − エネルギー・デモクラシー」は、再生可能エネルギーへとただちに転換せよ、という力強いメッセージを伝えています。ここでは気候変動の影響などといった、人々を怖がらせるシナリオが展開するのではなく、世界中の勇気づけられる実例や、それに取り組む人々を紹介することによって、どうすれば石油、天然ガス、石炭そして原子力から、風力、水力、太陽光への完全なシフトがうまくいくかが描かれています。巨大勢力である大企業の抵抗に立ち向かって。

 ここで大切なのは、エネルギー源を替えるだけでなく、根本的な構造変化を起こすこと。つまり、大企業の巨大な精製所や大型発電所で熱や電気を作るのはもうやめて、各家庭や村や地域向けに、分散的に作るようにするということです。取引対象はもはや資源ではなく、テクノロジーになります。なぜなら、化石燃料とは逆で、風や太陽や水というのはすべての者に無償で与えられるものだからです。ただし、そのエネルギーを使えるようにするには先端技術が必要です。

 「今のエネルギーシステムはおしまいだ」とヘルマン・シェーアは言います。彼は再生可能エネルギーのための世界協議会(WCRE)の代表であり、オルタナティブなノーベル賞といわれるライト・ライブリフッド賞を受賞、ドイツ連邦議会議員でもあり、この映画の主要登場人物の1人です。「エネルギー自給の新しいシステムが突破口へとさしかかっている。このシステムによって、エネルギー供給がもっと自立した民主的なものへと変わり、世界の人々にもっと公正さがもたらされるだろう。経済はそれに合わせ(ざるを得なくな)るようになる。産業革命以来の最大の経済構造変化が、我々の目の前にある。」とシェーアは言う。

 これは農業、産業、IT革命に続く第4の革命だ。


<脱原発ドイツでの反響>
 ドキュメンタリー映画「第4の革命 − エネルギー・デモクラシー」は、個人、団体、そして企業が映画製作に加われる機会を提供してきました。1,000ユーロ以上を協賛するサポーターが160団体、2万ユーロが20スポンサー、15万ユーロ以上を協賛するメインスポンサーが1社、そして50万ユーロ以上を提供したインベスターが1社から資金が集まり、総額150万ユーロの資金を得て製作しました。

 2010年ドイツで13万人を動員。ドイツで2010年最も観られたドキュメンタリー映画となりました。この結果、数々の国際映画祭で上映されることとなり、コスタリカ、リオ・デ・ジャネイロ、トリノ、ロンドン、ケンブリッジ、バンクーバー、トロントといった都市で上映されました。

 マスメディアからは非常に高評価を受けています。例えばKino-Zeit.de(映画ポータルサイト)では最高6星のところ6星の評価を得ています。ARD(ドイツ公共放送連盟)は、「ついに情緒的な感情に訴えるのではなく、誰にでもエネルギーが充分にあり、安価に安全に得らるということを観させてくれるドキュメンタリー映画が登場した」と評価しています。

 ドイツではエネルギー自立のためのイベントキャンペーンを草の根で展開しました。映画をエネルギーの自立のための道具として使い、様々な運営主体が映画上映と共に、講演会、パネルディスカッション、ワークショップ等を企画。結果、220の町で4,000にも及ぶ上映イベントが展開されました。

 3.11東日本大震災以後、 5月3日にアルテ(ドイツ・フランス共同テレビチャンネル)、5月19日にARDで放映され、200万人以上が視聴。ドイツの脱原発に一定の影響を与えた映画となりました。6月6日、ドイツ・メルケル首相は2022年までの「脱原発」を閣議決定しています。

【詳細情報】
2010年/83分/ドイツ
監督:カール.A・フェヒナー
製作:フェヒナーメディア
出演:ヘルマン・シェーア、ムハマド・ユヌス、イーロン・マスクほか

【監督の紹介】
カール -A・フェヒナー (Carl-A. Fechner)
1953年ドイツ生まれ。ジャーナリスト、監督、プロデューサー。1989年よりフェヒナーメディア社CEO。16歳の頃から映像制作を学ぶ。22歳の頃にはサハラ砂漠を車で縦断する旅に出る。大学ではメディア学を学ぶ。

1983年、長女が誕生したことを機にフリーランサー及び平和活動家として数々のデモに参加。フリーランス時代はARD(ドイツ公共放送)の海外特派員として戦争報道。湾岸戦争の取材等を行う。中距離核弾頭ミサイル配備や核廃棄物輸送反対デモに参加し、拘束された経験もある。1991年より方針転換。戦争報道等、悲惨な状況を伝えるより、解決方法を提示したいと、持続可能性(サステナビリティ)をテーマにTV番組やドキュメンタリー映画を制作。

2010年、4年の歳月をかけて製作したドキュメンタリー「第4の革命」は、ドイツで13万人を動員。2010年ドイツで最も観られたドキュメンタ リーとなる。当映画はドイツ国内で150万ユーロの寄付を企業、個人から集めて制作。3.11東日本大震災以後、 5月3日にアルテ(ドイツ・フランス共同テレビチャンネル)、5月19日にARDで放映され、200万人以上が視聴。ドイツの脱原発に一定の影響を与えた映画となる。6月6日、ドイツ・メルケル首相は2022年までの「脱原発」を閣議決定している。




【「第4の革命」製作秘話】
「第4の革命」を製作するきっかけは、20年来の友人、ヘルマン・シェーアからの電話だった。
忘れもしない2005年のクリスマスの日、ヘルマンはいつもの調子で猛烈な勢いで「第4の革命」の企画を熱弁した。
この日の電話は3時間に及んだ。
カールが、製作には100万ユーロは必要だろうと言うと、ヘルマンは「任せておけ。3人から90万ユーロをすぐ集める。ここと、ここと、ここに連絡してくれ」。
こうやって制作が始まり、カールが2010年10月、バンクーバーで「第4の革命」を最高の気分で上映後、トークをした後、ヘルマンの死の一報が入った。
最高の気分から最低の気分への転落だった。
20年来の知己、ヘルマンを失ったことは、カールには大きかった。
しかし、いつもヘルマンはカールの心の中に生きているという。
カールは、家族や親戚だけが集まる葬式に呼ばれるほどヘルマンとは親密な中だった。
(文責:配給会社 ユナイテッドピープル代表 関根健次 2011年10月9日)


【登場人物】
・ヘルマン・シェーア, Hermann Scheer(ドイツ)
ドイツ連邦議会議員(社会民主党)であり、ヨーロッパ太陽エネルギー協会(EUROSOLAR)会長。
「100%再生可能エネルギーへのシフトが可能で必要だということを理解すれば、人々は自ずとこれを推進するだろう」

・ムハマド・ユヌス, Muhammad Yunus(バングラデシュ)
バングラデシュのグラミン銀行 元総裁、経済学者。
「太陽も人材も創造的なエネルギー源だ。同じだよ、貧しい人は、自分のエネルギーを活かせなかった人だ」

・イーロン・マスク, Elon Musk(アメリカ)
南アフリカ共和国生まれの起業家であり、スペースX社の共同設立者およびCEOであり、電気自動車ベンチャー、テスラ・モーターズの会長。
「エネルギーが持続可能でなかったら、私たちはそれを使いきり、崩壊してしまうでしょう。私たちは、再生可能エネルギーを基礎にした経済を作っていかなければいけません」

・ビアンカ・ジャガー, Bianca Jagger(ラテン・アメリカ)
国際的な人権活動家。ビアンカ・ジャガー人権財団(BJHRF)創始者。
「世界を南北で分けて考えてはなりません。地球市民として、世界はひとつであると考え、ホリスティック(包括的)なアプローチをしなければなりません。途上国の人々に影響を及ぼすことは、先進国でも影響を及ぼすからです」

・プレベン・メゴー, Preben Maegaard(デンマーク)
デンマークの自然エネルギー活用の中心的役割を果たすコミュニティ、フォルケセンター(Nordic Folkecenter)を1983 年に設立。
「私は、エネルギーの自立が現実的に可能であると明言できます。なぜなら私たちが実現出来たからです。私たちが出来たことが、他の世界各地で出来ない理由はありません」

・イブラヒム・トゴラ, Ibrahim Togola(マリ共和国)
プレベン・メゴー氏の元でのトレーニングの後、自然エネルギーと環境保全に取組むアフリカのマリ共和国のNGO「マリ・フォルケセンター」を創設。
「マリでは200万人以上の人々が電気による恩恵を受けられずに生活しています。我々には今日のエネルギーシステムによって忘れ去られてしまった人々のことを考える機関が必要です」

・マリア・スカイラス=カザコス,Maria Skyllas-Kazacos(ニュージーランド)
化学工学教授。
「再生可能エネルギーは天候によって左右されます。夜や曇った日に太陽は輝きませんし、風が吹かない日もあります。再生可能エネルギーの力を最大化するには、エネルギー保存テクノロジーが必要です」

・マティアス・ヴィレンバッハー, Matthias Willenbacher(ドイツ)
再生可能エネルギープロジェクトの立案者の一人であり熱烈な起業家。
「あれは一目ぼれだった。風力発電に魅了されたんだ」

・マクシミリアン・ゲーゲ, Maximilian Gege(ドイツ)
環境マネジメント専門家。
「例えば厨房では、省エネの機器を導入しオーブンのガラスを3 層にしてガスレンジとの相乗効果を狙う。そして残飯はバイオガス設備に回せば、省エネが実現できる」

・施正栄(シ・ジェンロン), Zhengrong Shi(中国)
ニューサウスウェールズ大学で太陽エネルギー分野の権威、マーティン・グリーン博士に師事。
「あと3〜5 年でソーラー発電のコストは従来の発電と同程度に下がる。今後のシェアが1 0 0%になる可能性も。真の問題は一過性の金融危機ではなく気候の変化とエネルギー危機」