自然な不自然と、不自然な自然 〜ESSENTIAL WATER 裏話〜

 S.ESSENTIALS × REBIRTH PROJECTの環境資源としての”水”に着目した、ESSENTIAL WATERのコレクションはご覧いただきましたでしょうか。様々なメディアにも取り上げていただき、改めて水にまつわる環境課題、また社会課題の解を企図してサステナブルファッション、エシカルファッションの関心の高まりを感じています。水問題解決へのアプローチをしているこのプロジェクト。コンセプトムービーで伊勢谷が思いを語っています。

 もちろんこれが今回のプロジェクトの軸なのですが、実はこの軸の背後には、REBIRTH PROJECTが現在考えているより大きなアイデアが下敷きにあります。今回はそんな裏話を少しだけつづってみます。

 

不自然な自然 ~都会に映えるビビッドな生成りというアプローチ~

 ESSENTIAL WATERのテーマは「都会に映えるビビッドな生成り」です。これは生成りにまつわる一般的なイメージを少し変えて、より多くの人にサステナビリティを届けたい、そんな想いが込められています。

 生成りを活かしたアイテムは、ナチュラルで優しいトーン、自然の風景や緑の木々などを背景にしたビジュアルが多い。これはこれでもちろん素敵なイメージですが、それとは違う見せ方をすることで生成りのアイテムの魅力を違う角度から引き出し、東京のような大都会でスピーディーな生活を楽しむ方にもお届けできないか。そんなアイデアから、コンセプトムービーの冒頭に流れる、都会の雑踏でたたずむシーンが生まれました。都会の中で不自然に目立つ自然な風合いのアイテム、あなたの目にはどんな風に映るでしょうか。

自然な不自然 ~常識をアップデートしていくきっかけを作るために~

REBIRTH PROJECTはこのプロジェクトに限らず一見するとおやっと思うような、気づきを与えるようなアプローチを大事にしています。その理由は、科学技術やITの発達で、善かれ悪しかれあらゆる事象がどんどん変化していく中で、昨日までの常識が今日の非常識に変わる、という事が頻繁に起こっているからです。例えばファッションの素材もその1つ。2020年春、ESSENTIAL WATERと同時期に、エアバッグの廃材を使ったこちらのバッグをリリースしました。10年前のコラボレーション時は染められなかった素材が、技術の進歩で染められるようになり今回はそれを活かしたカラー展開ををしています。また、こちらの大手のコンサルティングファームとのリサーチプロジェクトでは、「天然素材だけが地球にやさしく、化学素材は全て環境に悪いというイメージは100%正しいわけではない」という事実が明らかになっています。このファクトに基づくアプローチは、代表伊勢谷が大事にしている考え方でもあります。

このような常識のアップデートを伝えていくには、「ああわかる、そうだよね」というアプローチよりも、「え、何これ?」というアプローチが大事だと考えています。ESSENTIAL WATERのコンセプトムービーでご紹介している、Tシャツ1枚に2,700ℓもの水が使われているというファクトも、「え、何これ?」だと思います。そういった現状を知り、変えるためのアクションをしていく。ESSENTIAL WATERがそのきっかけになればとても嬉しいです。

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