グアテマラ発のブランド『wakami』|伝統的な織物をファッションに落とし込む

グアテマラ共和国発のブランド「wakami」よりウエアが登場!「彼女らの伝統的な手織物」×「ストリートの要素を取り入れたファッション」をぜひお楽しみください。

マヤ文明の末裔の先住民による完全ハンドメイドの伝統的な織物


「wakami(ワカミ)」はグアテマラの都会から遠く離れた農村地域で生産されています。この独特な柄と色使いのファブリックはグアテマラ共和国、マヤ文明の末裔の先住民による伝統的な手織物です。MISHと呼ばれる手織り用の糸を使用した完全ハンドメイドの織物です。
色柄が複雑になればなるほど手間がかかり、手織り機に糸を設置するのに2日間を費やすほどで、時間をかけて丁寧に織っていきます。他国の手織りものにはない色彩豊かな色合いが最大の魅力で、特に「グアテマラストライプ」と呼ばれるマルチなカラーはグアテマラの手織りものを象徴しています。
お手頃で気分によって付け替えたり、重ねづけもおすすめなアクセサリーも用意しています。


フェアトレードとは?


「wakami」のアイテムはWFTO認定の商品となります。フェアトレードとは開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組みのことです。

フェアトレードは1960年代よりヨーロッパを中心に広がった公正な貿易モデルです。貧しい開発途上国で生産された作物・製品などを適正な価格で継続的に取引することで生産者の持続的な生活向上を目的としています。生産者は直接取引をするため正当な報酬を得られることができ、購入者もより安価に製品を手に入れることができます。フェアトレードは生産者の技術向上も計れる、身近な世界協力のかたちです。

wakamiの創業者マリア・パチェコ/Maria Pachecoは、グアテマラ共和国で40年近くにも及んだ内戦による残酷な経験から、グアテマラ共和国(特に農村)の生活を改善するためのプロジェクトを開始しました。
物づくりの仕事を与えることで雇用は生まれ、フェアトレードというビジネスモデルの元、グアテマラ共和国の作り手と世界中の人々を結び、やがて貧しい国々が豊かになっていくことを目指しているブランドが「wakami」です。

自立した地域を目指す、下げ札に想いを込められたサイン


「wakami」を生産している地域では女性の生活・彼女らの家族・生き方、そしてコミュニティを転換させる機会を創出しようとしています。地域として「wakami」などの職の提供だけではなく、ウォーターフィルター、ストーブ、ソーラーパネル、節水システムなどの補助金を出したり、有機栽培の実践などもしているそうです。最終的には地域として自立・独立することを目標としています。

「wakami」は20のグループ、合計およそ450名の作り手の内、95%は女性で1点1点丁寧に手作業で行われています。直接彼女らと顔を合わせることは難しいかもしれませんが、「wakami」のこれらのアイテムに付いている下げ札には縫製した方の直筆のサインがあります。ぜひお手元に届いた際にはその想いもご覧になってください。

 

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