海をキレイにするファッション Fashion is not just about looking good.

世界では毎年600万トンものゴミが海に捨てられていると言われています。一部の海水浴場を除けば、ペットボトル、ビニール袋などのゴミを海で目にすることは珍しくないのではないでしょうか。
今、スペインでは海をキレイにすることをミッションにファッションブランドとして確立しているECOALF(エコアルフ)というブランドがあります。その理念とプロダクトの完成度が高いことで非常に注目されており、海に廃棄されていたペットボトルや漁網などを回収し生地にした後、ファッションアイテムに形を変えます。

■息子の誕生がきっかけ

世界中を旅し様々なリサイクルプロセスを学んだハビエル・ゴイネチェが2009年に設立したエコアルフ。自分の息子が生まれた際に、息子や孫の世代のために本当に環境に優しくサスティスナビリティで、モダンかつ革新的なファッションブランドを立ち上げたいと考えたことが設立のきっかけになったそうです。そのためブランド名はECO(エコ)とALF(彼の息子の名前Alfredの最初の3文字)を組み合わせてできました。
ブランド設立から約4年後の2013年からコレクションをスタートさせ、日本にも上陸しました。この4年もの歳月をかけ『ECOALF』の真髄でもある徹底的なリサイクル素材の開発を行いました。ペットボトル、漁網、タイヤ、コーヒー豆などのゴミをリサイクル技術により高品質で機能的な生地に蘇らせます。

■Fashion is not just about looking good.

「環境に配慮した服選びは大人として当然」と伊勢谷も様々な場面で口にしているのと同様に、エコアルフも同様の理念を持っています。信じられない数字ですが、毎年600万トンのゴミが海に捨てられているそうです。その現状を記録した映像も是非ご覧ください。(1分57秒)

“because there is no planet B”

エコアルフが創り出すプロダクトにより、使用する水量やエネルギー、そして温室効果ガスの削減や水質汚染の防止につながります。
 
ペットボトルからつくられた防水性と透湿性を兼ね備えた、エコアルフを代表するアイテムのひとつであるフーデットコート。70本のペットボトルから1mの生地が作られていますが、それにより20%の排水を抑え、50%のエネルギーで、大気汚染を60%まで減少することにつながります。
漁網からつくられたダウンジャケット。洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴です。235gの漁網から1mの生地が作られていますが、それにより27%の天然資源の使用を抑えることができ、温室効果ガスを28%減少することにつながります。

■地球環境も考えるし、ファッションだって楽しむ

2016年にはオバマ大統領やレオナルド・ディカプリオなどが出席をした海洋資源を保護する世界的な会議Our Ocean 2016にエコアルフの取り組みが紹介されました。日本ではまだ認知が低いですが、これからが非常に楽しみなブランドです。一見すると一般的なアウトドアブランドと見た目は変わらないプロダクトのように見えますが、ブランドの理念と生産背景がまったく異なる観点からスタートしています。またサスティナビリティなだけではなく、機能性・ファッション性が高い点がエコアルフのもうひとつの魅力です。

エコアルフのアイテムをご覧になりたい方はこちらからご覧ください。

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