KATHARINE HAMNETT LONDON × PROPA TEE

東日本大震災から7年が経ちました。

リバースプロジェクトでは昨年の10月に「KATHARINE HAMNETT LONDON × PROPA TEE」という企画を行いました。今日のロンドン・カルチャーを感じられるとともに、被災地支援にもつながるプロジェクトとしてプロデュースしました。ぜひ、最後までご覧になってください。

■ファッションとカルチャーは同義

80年代から社会へのメッセージや環境に配慮したもの作りを体現し、音楽・政治・環境などその時代ごとにファッションとカルチャーを結びつけるクリエーションをし続けている「KATHARINE HAMNETT LONDON」

現在のロンドンカルチャーシーンの一端を担っているスタイリストのHariss ElliottとミュージシャンのRemi Kabakaがキュレーションした「PROPA TEE」。そして、社会や環境の課題に真摯に向き合い、持続可能な方法で提案と実行をしていく「REBIRTH PROJECT」

今回、表層的な所謂”流行”としてのファッションではなく、「KATHARINE HAMNETT LONDON × PROPA TEE」としてファッションとカルチャーが同義であることを表現しました。その様子とその象徴であるスペシャルなアイテムをご紹介しますのでぜひご覧ください。

■スローガンを掲げたT-shirtsコレクション

イギリスのファッションシーンで、長きに渡り活躍するデザイナーのキャサリン・ハムネット。1983年には”CHOOSE LIFE”を始めとする反核や平和のスローガンを掲げたT-shirtsコレクションを発表したりなど、社会へのメッセージや環境に配慮したもの作りを現代的に体現しているブランドです。ロンドンらしいアヴァンギャルドなデザインで世界へファッションを送り出し、アイコニックなスローガンTシャツを通じて環境や社会へメッセージを伝え、社会派デザイナーとしても幅広く活躍しています。

■T-shirtsからカルチャーを探求

Visual Storytellerとして活躍しているスタイリストのHarris Elliotと、Gorillaz Sound Systemの中核メンバーであり、GorillazのキャラクターRussel Hobbsのオリジナルボイスとしてもその名を知られているRemi Kabaka。その2人が2016年6月、ロンドンのSouthbank CenterでミュージシャンのM.I.A.のMeltdown Festivalの一環として「PROPA TEE」展覧会を企画しました。

▲イギリスのPROPA TEEの様子

Tシャツを通して音楽・ファッション・記憶のテーマを探求した展覧会は、1970年代以降の音楽サブカルチャー、ムーブメント、ジャンルの洞察を提供するさまざまなパーソナルコレクションのTシャツで構成されました。

■普段何気なく着ているT-shirtsのパワー

ロンドンを拠点にTシャツを通してファッション、カルチャーを表現している両者がタッグを組み、2017年10月、Amazon Fasshion Week TOKYOのオフィシャルイベントとして「KATHARINE HAMNETT LONDON×PROPA TEE」をREBIRTH PROJECTがプロデュースし実現しました。

Tシャツを通してざまざまなカルチャー、ファッション、音楽、思想、歴史に触れてもらえるような展覧会になりました。そして普段何気なく誰もが着ているTシャツ。自身の好きな音楽・カルチャーや思想などをTシャツで表現していってほしいという想いを込めてREBIRTH PROJECTは企画しました。

■シンボリックな東京限定T-shirts

今回、「KATHARINE HAMNETT LONDON×PROPA TEE」の東京限定のTシャツも3型制作。「propaganda(プロパガンダ)」という言葉を想像させ、T-shirtsと掛けているイギリスのユーモアが感じられる「PROPA TEE」のロゴをプリント。

▲Photography : Go Tanabe

 

「“Smells Like Teen Sweat”は、Nirvanaの名曲『Smells Like Teen Spirit』の歌からインスピレーションを受けたもので、10代で音楽に出会い始めた頃の不安や抵抗、それと同時に、“自分の好きなバンドをGIGする時の汗”に反応した想いがある。
この展覧会では、そんな新しいカルチャーに触れた瞬間のセンシティブな気持ちを、ヴィンテージのT shirtsコレクションから感じてもらいたい。
君達も同じように何かを感じ取ってもらえたのなら、ハッシュタグ #SmellsLikeTeenSweat を放って欲しい。」

PROPA TEE キュレーター
ハリス・エリオット & レミ・カバカ

 

■REBIRTH PROJECTの考える”Cool”

今回のTシャツはコントロールユニオン(CUC)とソイル・アソシエーション(英国土壌協会)から認定を得ているオーガニックコットンを100%採用しました。かつ生産過程で使用されるエネルギーはすべて太陽光や風力から得る持続可能なエネルギーのみを使用しております。またその生産工場(このTシャツはインド製です)もフェアー・ウェアー財団(FWF)の審査を受け、国際フェアトレードラベル機構(FLO)からの許可を受けています。

「環境に配慮した服選びは大人として当然」と伊勢谷友介も様々な場面で発言していますが、
デザイン、色、シルエットなどだけではなく、その服ができている生産背景やカルチャーまで理解し、選択することをREBIRTH PROJECTは”Cool”だと考えています。まさに「KATHARINE HAMNETT LONDON」が掲げる”CHOOSE LIFE”です。

■T-shirtsを通して、その想いに集ったレセプションパーティー

そして、この想いと考えに共感してくださった方々がパーティーにたくさんお越しくださいました。是非、そのパーティーの様子とTシャツにご注目しながらご覧ください。

▲Photography : Go Tanabe

▲Photography : Go Tanabe

▲Photography : Go Tanabe

▲Photography : Go Tanabe

▲Photography : Go Tanabe

 

こちらでご紹介した「KATHARINE HAMNETT LONDON × PROPA TEE」の限定Tシャツは3月9日(金)よりREBIRTH PROJECT Online Shopで販売中です。売上の一部は東北コットンプロジェクトに寄付されます。

東北コットンプロジェクトは3.11の津波により稲作が困難になった農地でコットンを栽培し、紡績・商品化・販売まで一貫して行うプロジェクトです。長期視点で被災地の復興を考える農家と企業が集まり、農業を基盤とした東北の新たな農産業の確立を目指しています。

 


▼KATHARINE HAMNETT LONDON

1969年セントラル・セント・マーチンズ・スクール・オブ・アート卒業。1979年にKATHARINE HAMNETT社を立ち上げ、本格的にコレクション活動を開始する。1983年には”CHOOSE LIFE”を始めとする反核や平和のスローガンを掲げたT shirtsコレクションを発表。スローガンT shirtsは、1984年のミュージシャンWham!のPV着用に始まり、以降、環境・政治・平和・女性など、常にメッセージ性の高いコレクションを発表すると同時に、キャンペーンにも使用され、現在までブランドのトップアイデンティティーとなっている。また昨今ではカニエ・ウェストが自身のブランドを立ち上げる際にコンサルタントとして携わる等、エシカルな活動や自身のコレクションデザインのみならず、多岐に渡るクリエイティブな活動も行う。

▼PROPA TEE

2017年6月、ビジュアルストーリーのHarris Elliotと共にRemi Kabakaは、ロンドンのSouthbank CenterでミュージシャンのM.I.A.主催のMeltdown Festivalの一環として「PROPA TEE」展覧会を企画した。 音楽、ファッション、記憶のテーマを探求した展覧会は、1970年代以降の音楽サブカルチャー、ムーブメント、ジャンルの洞察を提供するさまざまなパーソナルコレクションのTシャツで構成されていました。今回は、その東京巡回展を開催するためにHarrisとRemiが来日、在廊する。

▼Remi Kabaka(Gorillaz)

ロンドン在住の音楽プロデューサー、DJ、アートディレクター、パーカッショニスト。Gorillaz、DRC Collective、Africa Express、Bobby Womackなどのプロジェクトに取り組んでいるDamon Albarnの長年の協力者である。Gorillaz Sound Systemの中核メンバーであり、Gorillazのキャラクター “Russel Hobbs” のオリジナルボイスとしてその名を知られている。

Harris Elliott  (Contact: obuza.net)

クリエイティブディレクター、スタイリスト。スタイルとカルチャーを融合させて創り上げるスタイリングに定評があり、ジャマイカ、キングストンのカルチャーとオリンピックとの融合やミュージシャンのスタイリングなど多岐にわたり活躍。また、長年にわたりコラボレーションをしているフォトグラファーの“ディーン・チョークー”と共に“RUDEBOY”(ルードボーイ)の復活に情熱を注ぎ、2014年にロンドンのサマーセットハウスで『RETURN OF THE RUDEBOY』展を開催。6万5千人以上が来場して大きな話題となった。2015年3月には『RETURN OF THE RUDEBOY』展の海外初となる日本巡回展をラフォーレミュージアム原宿で開催し、日本でも多くの反響を呼んだ。

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