ソーシャルキーワードは大人の嗜みなのか?
持続可能な社会システムへの転換が世界的に求められている今、ソーシャル・キーワードはCSR担当者だけではなく、社会人の一般常識に!
REBIRTH PROJECTでは、毎回「話題のソーシャル・キーワード」をピックアップします。第4回目は「食品ロス」について解説します。
世界中が注目の「食品ロス」
「食品ロス」とは食べられるのに捨てる食品のことですが、日本ではどのぐらいの量の“食べられる食べもの”が廃棄されているか、知っていますか?
日本国内の食品廃棄料は年間で約632万トン。
あまりに大きな量のため、想像がつかないかもしれませんが、日本人1人当たりに換算すると、毎日、お茶碗一杯分の食べものが捨てられてしまっているということです。
世界で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食品援助料が年間320万トンであることを考えると、その約2倍もの食品を「食べられない人たちがいるにも関わらず、誰も食べずにただ無駄に捨てている」ということになります。
リバースプロジェクトがプロデュースを手がける、規格外トマトを使用した日本和菜の「ホールトマト缶」
さらに、食品自体が廃棄となる数は、なんと年間2824万トン。
すべての食べものには命があったことを考えると、「食品ロス」をいかに減らすことが重要かということがわかります。
「食品ロス」削減の取り組みについては、政府広報オンラインで詳しく説明しています。
リバースプロジェクト でも「食品ロス」について、考え・触れるきっかけの提案として、三井不動産ビルマネジメントとの共催企画「 CHOICE収穫祭」を開催しました。
ぜひ、今日から、個人レベルでもすぐに取り組める「食品ロス」の削減を心がけてみてくださいね。
(参照)
政府広報オンライン
消費者庁
Writer/ Nana Takeda